戦前戦中の様子、思い抜粋 宮原さん書籍出版
伊那市手良の農業、宮原達明さん(83)は、同地区の住民が戦争にどう関わったかを記した「戦争の記憶(信州伊那・手良編)」(ほおずき書籍)と、上伊那郷土研究会発行の月刊郷土誌「伊那路」に寄稿した地元手良がテーマの小論など20編を載せた「ふるさとの残影」を出版した。戦後80年の節目に合わせた書籍「戦争の記憶」では、地元に残る資料から戦前戦中の同地区の様子や地域住民の思いを抜粋。「この手良地域にも、戦争で人生を狂わされた人がたくさんいたことを知ってほしい」と話している。
長野日報社 2025-07-28 [
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