戦争と在来ソバの歴史伝える自作劇 伊那LC演劇部
伊那ライオンズクラブ(LC)演劇部は30日、戦時中の入野谷郷(現在の伊那市高遠町と長谷)で在来種のソバを作り続けた家族を描いた自作劇「入野谷(いりのや)郵便」を同市高遠町の高遠閣で上演した。近くにある進徳館の「夏の学校」最終日に合わせ、論語を学んできた地元の小学生約60人と地域住民を前に披露。戦争に翻弄(ほんろう)される家族の姿を熱演し、平和の大切さと戦後80年の今も残る在来ソバの歴史を伝えた。
長野日報社 2025-07-31 [
Edit / 編集]