神奈川県警「対応甘かった」 桶川ストーカー事件の遺族が見た報告書
元交際相手からの暴力などについて警察に相談していた岡崎彩咲陽さん(当時20)が殺害され、川崎市の住宅で遺体で見つかった事件をめぐり、神奈川県警が4日、対応経緯をまとめた報告書を公表した。1999年に埼玉県桶川市でストーカー被害を受けた末に殺害された猪野詩織さん(当時21)の父・憲一さん(75)は、県警の報告書をどうみたのか。
詩織さんや家族はストーカー被害について繰り返し警察に相談していたにもかかわらず、殺害された。
川崎市の事件でも、被害者の岡崎さんや家族は、事件前、何度も警察に相談していた。憲一さんは「警察は加害者と被害者の間に入り、被害者の命を救わないといけない」と指摘。「まだ同じようなことがなくならないのかと落ち込んだ」という。
桶川ストーカー事件で殺害された猪野詩織さんの父、憲一さん=2025年5月8日午前11時32分、埼玉県上尾市、浅田朋範撮影署が独断で決めたトラブルの「収束・解決」 報告書を読んだ憲一さんが批…
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-09-04 [
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