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遺族がいらだった警察の鈍さ 娘が消え、「説得材料」示すも動かず

 元交際相手からの暴力やつきまといを警察に相談していた岡崎彩咲陽(あさひ)さん(当時20)が殺害され、川崎市の住宅で遺体で見つかった事件。神奈川県警の検証報告書の公表を受けて、岡崎彩咲陽(あさひ)さんの父鉄也さん(51)が4日、横浜市内で記者会見を開いた。「家族は最初からわかっていたことが、明るみに出るのに時間がかかっただけ。よかったという気持ちはない」と語った。
 川崎臨港署で1日に報告書を受け取り、3日には県警本部で和田薫本部長から謝罪を受けたという。
 報告書によって、署と県警本部の情報共有が不足していたずさんな実態が明らかになった。しかし、鉄也さんは当時、署員から「本部にも報告をしている」と説明を受けていたという。
 「なぜ、そんないい加減なこと言って、うそをついたのか」と鉄也さんは疑問を口にした。
駆けつけた署員は鑑識道具すら持たず…… 県警の反応が鈍い中で、親族らは自分たちで動かざるを得なかった。
 行方不明の直後、祖母の須江…
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-09-04 [Edit / 編集]

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