築111年の洋館、解体危機乗り越え宿泊施設に 葉山の東伏見宮別邸
明治以降、皇族や財界人、政府高官らの500近い別荘があった神奈川県葉山町。葉山御用邸とともに別荘文化の象徴とされた築111年の洋館が、解体の危機を乗り越えて再生された。地域住民と地元在住の経営者らのアイデアで、宿泊やイベント向けの施設として生まれ変わった。
この建物は1914(大正3)年に東伏見宮依仁親王(1867~1922)の別邸として建てられた東伏見宮葉山別邸(葉山町堀内)。
木造2階建て。白壁と緑青(ろくしょう)の屋根が特徴で、天井が高く、「白亜の洋館」と呼ばれる。御用邸の増改築を手がけた木子幸三郎(1874~1941)が設計を担当した。
記事の後半で、貴重な内装品についても紹介しています。
戦後は宗教法人イエズス孝女…
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-09-04 [
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