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「オウム的なもの絶えぬ」坂本弁護士の同僚が語る 遺体発見30年

 オウム真理教の幹部らに殺害された坂本堤弁護士(当時33)と妻の都子さん(同29)、長男龍彦ちゃん(同1歳2カ月)の一家3人が、遺体で見つかって30年を迎える。事件を知らない人たちが増えるなか、いま教訓とするべきものは何か。坂本弁護士が所属した横浜法律事務所の3年先輩だった小島周一弁護士(69)に事件を振り返ってもらった。
 ――1989年11月7日、一家がいなくなっていることがわかりました。
 (3連休明けの6日)月曜日、坂本弁護士は連絡なく休み、前の週に彼は風邪気味だったので、事務所では「風邪だろう」という話になっていました。翌日の午前中、地方労働委員会の審問に出た先輩弁護士が事務所に戻るなり、坂本弁護士が来なかったことを告げました。そして、「あいつ、オウムやっていたからなあ」と言ったのです。聞いた瞬間、ぞっとしたのを覚えています。
小島周一弁護士=横浜市中区の横浜法律事務所訪ねた部屋「ふつうじゃん」 自宅に電話をかけても出ない…
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-09-06 [Edit / 編集]

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