文人ゆかりの鎌倉・瑞泉寺の庭園 台風で崖崩れ、池に土砂が流れ込む
台風15号の影響で5日、神奈川県鎌倉市二階堂の瑞泉寺の庭園で崖崩れがおきた。国の名勝に指定されている庭園にある池の約3分の1が、土砂で埋まった。
瑞泉寺によると、5日午後3時ごろ、ゴゴゴーという音がして、高さ5メートルほどの崖から大木や岩などが崩れ落ちたという。
瑞泉寺は夢窓疎石が1327年に創建した臨済宗の寺で、境内が国の史跡に指定されている。庭園は鎌倉市内に残る鎌倉時代唯一のものとされる。多くの文人が訪れ、ゆかりの文学碑があることでも知られる。
大下一真住職(77)は「樹木の手入れはしていたが思いがけないことになった。文化庁と相談し復興したい」と話した。
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神奈川:朝日新聞デジタル 2025-09-06 [
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