縄文遺跡PRキャラクターの名前募集 つがる市
青森県つがる市が市制施行20周年を記念し、市内の縄文遺跡をイメージしたキャラクターを作成し、その名前を全国から募集している。採用者には地元農産物のセットなどが贈られる。
市内には、ユネスコの世界文化遺産に登録された「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する、亀ケ岡石器時代遺跡(縄文時代晩期)と田小屋野貝塚(同前・中期)がある。市はこれらの遺跡をPRするため、青森県在住の漫画家、石塚千尋さんにキャラクターの作成を依頼した。
遺跡からキツネなどの骨が見つかったことにちなみ、キャラクターは時代の古い田小屋野貝塚が姉のキツネ、それより新しい亀ケ岡石器時代遺跡は弟のキツネという設定。服装には、この時代の土器に装飾された縄目模様や渦巻き模様が施され、遺跡から見つかった副葬品のヒスイの首飾りや貝製のブレスレットを身につけている。
応募は同市ホームページの応募フォームからか、市生涯学習交流センター「松の館」で直接応募する。姉、弟両方のキャラクターをセットで応募するのが条件で、1人3作品まで応募できる。
締め切りは12月15日。来年1月中旬の1次選考で5~10点に絞った後、市内の小中高校の児童・生徒による投票を経て、市制施行20周年記念日の2月11日に名前が発表される。問い合わせは、つがる市教育委員会文化財課(0173・49・1194)まで。(藤本久格)
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青森:朝日新聞デジタル 2024-11-26 [
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