伊奈かっぺいさん50年 津軽弁ライブ、「違う言葉」の八戸で初開催
青森県弘前市出身で青森市在住のマルチタレント・伊奈かっぺいさん(77)が12月13日、同県八戸市で、トークライブ「十三日の金曜日」を開く。50年になる「十三金」の歴史の中で、八戸開催は初めて。南部地方で行う津軽弁ライブだが、前売り券は完売している。
「十三日の金曜日」トークライブをする伊奈かっぺいさん=2024年9月13日午後6時32分、青森市、鵜沼照都撮影 かっぺいさんは1968年、青森放送に入社。放送局の社員の傍ら、74年に津軽弁を生かした詩集を自費出版したのが転機となる。ラジオで朗読したところレコード会社の目にとまり、77年にアルバムとして発表。テレビ番組にも出演して全国区となり、歌手やラジオパーソナリティー、イラストレーターなど多彩な活動を続けてきた。
「十三日の金曜日」ライブは、今となってはかっぺいさんにとってライフワークとも言える活動だ。
元々は75年、青森市本町にあったライブハウス「だびよん劇場」で、自身2回目となる公演をした時が「たまたま13日の金曜日だった」のが由来。「その頃ちょうど、青森放送が週休2日になり、『金曜日の夜なら飲んでも2日は休めるな』と。そこで2000年までのスケジュールを作った」という。
2000年となり1度はやめたが、ファンから再開を求める声も多く数年後に復活。今に至っている。
最初は数人だった客も回を重…
この記事は有料記事です。残り1145文字有料会員になると続きをお読みいただけます。今すぐ登録(1カ月間無料)ログインする※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
青森:朝日新聞デジタル 2024-11-28 [
Edit / 編集]