ヘビの上にぐい飲みがちょこん 津軽烏城焼が干支「巳」にちなみ制作
とぐろを巻いた可愛らしい表情のヘビの上に、素朴な色合いのぐい飲みがちょこんとお座り。青森県黒石市の「津軽烏城(うじょう)焼 三筋工房」で、来年の干支(えと)「巳(み)」にちなんだぐい飲みの窯出しが行われた。
工房では毎年この時期に、干支をテーマにしたぐい飲みを制作している。今年は11月9~14日に穴窯に火を入れ、21日に窯の入り口を開けて、ぐい飲みを含む約800点の作品を取り出した。
出来栄えは窯を開けてみるまで分からない。窯の中からぐい飲みを取り出した作者の今井瑩典(えいてん)さん(36)は、作品を見て「今年もよくできている」とひと安心の様子だった。
ヘビには脚がないので土台をどう作るか悩んだが、円形にしたヘビを土台にして、別に作ったぐい飲みを乗せるデザインを思いついたという。今井さんは「今までにない面白い形なので、多くの人に手にとってほしい」と話す。
税込み5500円。購入などの問い合わせは工房(0172・53・3082)へ。
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青森:朝日新聞デジタル 2024-11-30 [
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