ひんやり19度、使用済み核燃料「キャスク」表面 中間貯蔵、初公開
「リサイクル燃料貯蔵(RFS)」は3日、青森県むつ市の中間貯蔵施設で、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)から受け入れた使用済み核燃料の保管状況を初めて報道公開した。
使用済み核燃料69体は専用の金属製容器(キャスク)に入れられ、貯蔵建屋の床にボルトで固定された状態で保管されていた。キャスクには中の温度や圧力を計測する装置や、キャスクの表面温度を測るセンサーが取り付けられていた。キャスクの表面温度は計測値で19・55度で、触るとひんやりと感じた。
青森県とむつ市、RFSによる協定に基づき、使用済み核燃料を保管できる期間はキャスクが搬入された9月26日から最長50年。RFSは原子力規制委員会から使用前確認証の交付を受け、11月6日に事業を開始している。
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青森:朝日新聞デジタル 2024-12-04 [
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