2024年: 939717 PageViews
Wikipedia参政党
参政党(さんせいとう、英: Party of Do It Yourself、略称: 参政)は、日本の政党。神谷宗幣らが、2020年4月に結党した。2022年の参院選で約177万票を集め、元吹田市議会議員の神谷宗幣が比例区から当選した。地方議会にも議席を持っている。
公式の理念は、「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」。2022年の参院選では、ナショナリズムや反グローバリズムといった保守的な主張に加え、反ワクチンや反マスク層、有機食品支持層にもアピールした。その主張には、日本政府やマスコミが「莫大な利益獲得を目的とする『あの勢力』に操られている」といったディープステート(闇の政府)等のQアノン陰謀論や、ユダヤ陰謀論的な要素が含まれている。主張や支持層の特徴から、メディアや研究者によって「極右」や「右派」、「オーガニック右翼」、「陰謀論」に分類されることがある。また、有機農業推進と反ワクチンを政策の柱とし、排外主義的な右傾的要素を合体した政党と説明されている。
キャッチコピーは「投票したい政党がないから、自分たちでゼロからつくる」。参加型民主主義を掲げ、無農薬・食品添加物禁忌など左派が取り組むことが多かったテーマで間口を広げて無党派層の参加を促し、タウンミーティングや選挙ボランティアなどを通じて人間関係を形成し、「知った」「目覚めた」と使命感や優越感を持たせることで、普及意識を高める手法を採用する。個人からの党費や政治資金パーティーなどを通じて豊富な資金を集め、全国各地に公認候補を擁立している。イメージカラーは橙色であり、日本の歴史や伝統を「代々」受け継いでいくという思いを現している。