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Wikipedia竹田の子守唄
竹田の子守唄(たけだのこもりうた)は、京都府の民謡、およびそれを元にしたポピュラー音楽の歌曲。「竹田の子守歌」とも。1970年代にフォークグループ「赤い鳥」が歌ってヒットし、日本のフォーク歌手たちなどによって数多く演奏されている。
1960年代の後半、うたごえ運動の展開を背景として京都の伏見区で採譜・編曲され、初めは合唱曲として歌われた。その後関西フォークの歌手たちのレパートリーとして取り上げられ、「赤い鳥」の歌唱によってその叙情的なメロディーと歌詞とが評判になる。
しかし、歌詞と被差別部落との関係が取り沙汰されるようになると、放送自粛の動きが広まり、「放送で流されることのない歌としてはもっとも有名なヒット曲の一つ」となった。
----日本音楽研究会『京都の民謡』(1970年)
もりもいやがる 盆から先にゃ
雪もちらつくし 子も泣くし
早(はよ)も行きたい この在所こえて
向こうに見えるは 親のうち
来いよ来いよと こまものうりに
来たら見もする(し) 買いもする
久世の大根めし 吉祥の菜めし
またも竹田の もんばめし
この子よう泣く もりをばいじる
もりも一日 やせるやら
-------赤い鳥による歌唱(1971年)
守りも嫌がる 盆から先にゃ
雪もちらつくし 子も泣くし
盆が来たとて 何うれしかろ
帷子(かたびら)はなし 帯はなし
この子よう泣く 守りをばいじる
守りも一日 やせるやら
早もゆきたや この在所越えて
向こうに見えるは 親の家
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(元唄)
https://www.youtube.com/watch?v=yUx7hYwuYIQ赤い鳥版
https://www.youtube.com/watch?v=XGwJDYXfB1Q